WEBときどき人事

渋谷のITベンチャーで働く元人事、現メディアのディレクションにいきる僕が日々学んだことをメモするお

【寄稿】志望動機の作り方。なんて知らねぇよ、夏。

マイキャリアセンターウェブでの連載が開始しました。

mycareer-centerweb.jp

 

 以下、連載にあたり僕の考え方などをまずはインタビューしてもらいました。

┃学生が聞きたくても聞けないことを学生に代わって聞いてみたい

Q. まずはこの連載をしようと思ったきっかけを教えてください。

 いましかない、ってタイミングで代表の高嶌さんが話をもちかけてくれました。そもそも普通のメディアだと色々しがらみがあって、こんな企画やらせてくれないと思うんですけど、高嶌さんが自由に書いていいって言ってくれたのが大きかった。だからこそ、ここでしか読めないコンテンツになると思います。あとはタイミング。数年に渡り、就職活動ってなんだかなぁとか感じていたり、色んな企業の人事と日々情報交換という名の飲み会を重ねたりしていたのですが、なかなか真面目に意見を聞く場も言う場も少なかった。同じ人事同士だと言えるようで言えないこと、聞けるようで聞けないことって多いんですよね。ましてや人事からお金をもらっている採用支援会社もこういう企画はあまりやりたがらないはず笑。そんな中、丁度人事を離れたタイミングでしたし、これまで飲みで培ってきた人事友達がいっぱいいるので、その人達に直接話を聞いてみることで学生にもリアルな情報を提供できるいい機会だと。そして、これまで居酒屋に落としてきた費用を回収したいと思っています。

┃大きな支援会社ではできない厳選されたお薦め企業のみを掲載したい

Q. どんな企業へのインタビューを予定していますか?

 まずはこれまで会った企業の中で、この経営者・人事面白いなと思った会社や、このビジネス面白いなと思った企業に限定した企画にします。そしてその企業の人が推薦する企業に裾野を広げていきたい。ただ多くの企業を掲載して広告費を得るようなメディアではないですし、一定の目利きをした上で企業を紹介するというのも、この連載だからこそできる部分だと思っています。その中で、企業のビジョンを重視する学生や、事業を通じての成長、または企業の文化、人や福利厚生など、あたり前ですが人によって求める部分が違うと思うので幅広く企業のことをお伝えできればいいと思います。

┃志望動機がなんとなくってだめなこと??

Q.佐久間さん自身の就活時代はどんな感じだったんですか? 

 ミーハー就活生という会社があったら間違いなく代表取締役ですね。何となく総合商社に行きたくって、OB訪問で「商社とかカッコよさそうっす。」「どこが?」「えーっと、スーツケースとか持って出張いけるところです!」みたいなことを大真面目にやっていた。あとは大手不動産会社の「地図に名前が残る仕事」っていうキャッチコピーに惹かれたというだけで不動産業界をみていました。そこで新卒で入社したコスモスイニシアに出会ったんです。コスモスイニシアに惹かれたのは一回目の面接の時に当時の採用担当の人に「言葉が軽い」と言われた時ですね。大手の製薬会社から1社内定ももらっていたのですが、何となくしっくり来ていなかったのを、その人事の社員に見透かされたようで、反骨心からこの会社には落ちたくないと思うようになっていた。正直、ビジョンも事業内容も、安定性も人も別に深く考えていなくって「なんとなく」って言葉が一番しっくりきます。人間の意思決定を司る部分は言語処理できないなんてことも言われているように、必要なら後から言語化すればいいと思うんです。ここは僕の性格的な部分も多いと思うんで少し割り引いて読んでおいてください笑

┃その会社でしかできないこと=志望動機という幻想

Q.冒頭に就活ってなんだかなぁと仰っていましたが、そのあたりに疑問を感じているということですか?

 そうですね、今の部分でいうなら就活の本とかを見ると「A社じゃなきゃいけない理由を考えて、それを志望動機として語るべき!」とか書かれていますが、本当に社員がそう思っているかどうかA社の社員に「貴社にしかないものってなんですか?」って逆に聞いてみたい。個人も含めると400万社以上あると言われる企業の中で、本当にその企業にしかないものなんてあるのか?無理矢理作ればあるとしても、そこに本質的な価値があるのかは正直疑問です。志望動機ってそもそも必要かということもふまえて各社の人事と意見を交換するのも楽しみです。

┃限りなく企業のリアルにせまる

Q.最後に何かあればお願いします。

 このインタビューの隠れたテーマは本音。企業も僕も。美談ばっかり語られるメディアにはしたくないので、もっとこう人間臭い部分をなるべく伝えていきたいですね。例えば、若手の社員に登場してもらって「2年目ですが経営コンサルとしてお客様の事業課題と組織課題の向き合い、利益率の向上に貢献しています。」とかではなくって、「パワポやエクセルで資料作成をして先輩の手助けをしてるんですが、それにも一定のスキルや知識が必要。先輩やクライアントに叱られて悔しいですけど今に見てろと頑張ってます。」とか。勿論、その本音を語ることが企業のプラスにも繋がると思っていますし、学生にもより企業のリアルを見てもらえるんじゃないかって思っています。